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関西科学大学に関するニュースなど情報をまとめておきます。受験生の方の情報もお待ちしています。
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奈良学園・伊瀬理事長が退任へ 大学設置申請取り下げで引責

 学校法人・奈良学園(大和高田市)は26日、伊瀬哲也理事長(43)が理事長と学園長を31日付で退任すると発表した。文部科学省への申請書類に虚偽記載があったとして、事前に指定校推薦の応募受け付けを始めながら、今年4月に奈良市で開学予定だった関西科学大学の設置申請を取り下げた問題の責任を取ったという。

 同学園によると、伊瀬理事長は今月20日付で理事会に退任届を提出。26日に開かれた理事会で退任が決定した。4月1日付で就任する後任には、同学園の評議員と理事を務める西川彭(ちかし)氏が選任された。

 伊瀬理事長は「関西科学大学設置認可取り下げにより多くの皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くおわび致します」とコメントした。

 また、4月1日から奈良文化高校に校名変更される同学園の奈良文化女子短大付属高校(大和高田市)の部谷勇校長(66)の退職に伴い、仁後公幸・同校教頭(47)が同日付で校長に就任する人事も発表された。

(2007/03/27 11:11)産経新聞

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奈良学園理事長が辞任 関西科学大設置取り下げで引責

2007年03月26日

 今春開学予定だった関西科学大学(奈良市)が、設置認可申請時に事実と異なる内容の理事会議事録を提出したとして文部科学省から2年間、設置申請を認めないとする罰則を受けた問題で、運営母体の学校法人奈良学園(奈良県大和高田市)は26日の定例理事会で、伊瀬哲也理事長の引責辞任を決めた。3月31日付。後任は同学園理事で元奈良県教育長の西川彭(ちかし)氏。

 同大の認可取り消しで、指定校推薦で合格が内定していた185校、261人の高校3年生が他大学への受験などを余儀なくされた。 


(朝日新聞)

「関西科学大」の開設申請、2年間認めず 文科省

 2007年01月25日(朝日新聞)

  今春開学予定だった関西科学大学(奈良市)の設置認可申請が取り下げられた問
 題で、文部科学省は25日、運営母体の学校法人奈良学園(奈良県大和高田市)に
 対し、大学や学部、学科の設置申請を07、08の両年度は受け付けないと決め、通
 知した。

  学園が今年度提出した同大の設置申請について「不正行為があった」と判断し
 た。学園は07年度に再申請して08年度の開学を目指すとしていたが、開学は早く
 ても10年度になる。

  問題とされたのは、申請書類のうち、学園が開学を決めた昨年4月の理事会や評
 議委員会の議事録。すでに退任した理事2人の名前が「欠席者」として記載されて
 おり、昨年11月、文科省が「虚偽記載」と指摘。学園が申請を取り下げた。

  文科省によると、学園は、理事の退任に伴う届け出を怠っていたために「整合性を
 取った」と説明。しかし、一部の理事からの疑義を押し切って虚偽記載をしたとして、
 「意図的、組織的な不正」と判断した。

  学園は、同大の設置認可前に指定校推薦で生徒261人の入学を内定。このため
 受け入れ先の私立大などを探し、昨年末現在、約50大学・専門学校が承諾したと
 いう。

  同学園の伊瀬哲也理事長は「(通知)内容を真摯(しんし)に受けとめるとともに法
 人の改革を急ぎ推し進めねばならないと決意を新たにした」とのコメントを出した。

開学見送りの関西科学大 「内定」生徒に30万円
朝日新聞 2006年12月15日


来春に開学する予定だった関西科学大(奈良市)の設置申請取り下げ問題で、学校法人奈良学園は、同大学の指定校推薦に応募して事実上、入学が内定していた高校3年生計261人に、一律30万円を支払うことを決めた。新たな進路を支援する「教育支度金」の名目で、受験しなおす大学の入学金などに充ててもらうという。
生徒が通う高校を通じて同学園が希望者を募ったところ、14日までに181人から申し込みがあった。学園側はこの30万円とは別に、生徒が浪人した場合の予備校費用などを負担することを決めている。同学園は生徒の受け入れを私立大や専門学校に依頼しており、これまで西日本を中心に約50校が応じているという。

朝日新聞 2006年12月15日
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